18) いま、世界が探し求めている普遍的なもの。

それはジャパネスク。祖先が、先達が「共に生きる」(“ともいき”という価値観・生活観)と「共に生み出す」(“ともうみ”という想像力・創造性)という知恵と体験を積み上げ、継承し、発展してきた日本人の暮らしのありようと学問のありよう、つまり好奇心、知らないことを知りたいという知識欲、新しい独自のものを創り上げる創造力などを、今に生きるわれわれが再評価し、力強く取り戻し、磨き上げ、より洗練し、日本人の精神的基盤として、しっかりと自覚し、誇りを持つことが重要です。
“ともいき”と“ともうみ”という「目に見えないジャパネスク」とそれが創り上げる新しい独自のモノ・コト・文化、つまり「目に見えるジャパネスク」を外国人にも訴求し、啓蒙し、理解してもらえるように努力したいものです。
近い将来、「目に見えないジャパネスク」が明日の世界を創るために、いま、世界が探し求めている普遍的なもの、そして、世界の文化交流のための共通言語になりうる可能性を持っているのではないでしょうか。

「目に見えないジャパネスク」が世界共通の普遍的な生活哲学になる日を夢見て。
●山川草木悉皆成仏。

企画・制作・運営 : NPO PLANT A TREE PLANT LOVE © 2004-2016 PLANT A TREE, INC.