125) 長寿の祝い。

私の友人が77歳の「喜寿」を迎えました、友人は近所に住んでいるので、夜二人でそば屋に行って一杯。友人は、その後、家に帰り、家族に喜寿を祝ってもらったそうです。
日本には生活の節目、生活にアクセントをつけるような行事が多いですね。
満60歳の「還暦」から祝うのが一般的ですが、このような長寿の祝いは、古くは中国から伝わったものです。その後、日本の伝統・文化を織り交ぜて、今のような日本の長寿の祝いになったのです。
数え年で70歳の「古希」、77歳の「喜寿」、80歳の「傘寿」、88歳の「米寿」、90歳の「卒寿」99歳の「白寿」、100歳の「百寿」がいまでも生活習慣として残っています。
生活の節目として、また、生活にアクセントをつける意味でも残しておきたい習慣ですね。
(神に感謝する、世間に感謝する意味でも、年長者に敬意を払う意味でも残したい生活習慣です。)
◎様々な“しきたり”“ならわし”が忘れられてゆく中で、そこに込められた意味を、もう一度確認し、日本人が長い歴史の中で培ってきた「生活の知恵」「豊かな生活観」「人生観」を見直したいものです。

企画・制作・運営 : NPO PLANT A TREE PLANT LOVE © 2004-2016 PLANT A TREE, INC.