中国湖北省武漢で発生した新型コロナウィルス感染者は、グローバル化された今の世界の状況下、瞬く間に世界的大流行(WHO・世界保健機関の発表)、感染者も死亡者も増加。
そういう中、日本の政府も4月7日(火)新型コロナウィルス感染を受けて7都府県に緊急事態宣言を発表。
さらに16日(木)には宣言の対象地域を全都道府県に拡大しました。
「3つの密」(密閉・密集・密接)の場所にはいかない。またそういう場所を作らない。
「不要不急」の外出の自粛、手洗い、うがい、マスク、アルコール消毒薬の常時使用。
他者との社会的距離を2メートルとした協力要請、学校の休校によるオンライン授業の実施、社員の在宅勤務の推奨、飲食店の深夜営業の自粛要請、パチンコ店の営業禁止要請、大規模なスポーツイベント・文化イベントなどの中止要請など数々の対策が矢継ぎ早に打たれ、国民・企業・団体などに対する補助・助成手段・対策も打ち出されました。
しかし感染者・死亡者の減少には僅かにつながりはしたものの(特に医療関係者の献身的な努力・奉仕により医療体制の崩壊にもいたらず、医療体制は再構築されつつあります。)、経済は極度に落ち込みました。
5月26日(火)、1ヶ月半ぶりに緊急事態宣言は解除され、今後は段階的に経済活動も緩和されていくようです。(経済回復の鍵を握る個人消費はどうなるのか、上向きになるのか?感染拡大に備えた強い経済を作らねばなりません。)
しかし新型コロナウィルスが今の段階ではゼロになるということはありません。感染の自粛を緩めれば、いつ何時、第二波がやってくるのかわかりません。油断は禁物です。
安全で安心なワクチン・治療薬が作られ、それが世界中に行き渡るまで気を緩めるわけにはいかないのです。新型コロナウィルスとの戦いは長期に渡ると思われます。
今、世界を見渡せば、中南米・アフリカはこれからがピークです。世界中でウィルスに関する情報交換をもっと密にし、ウィルスの抑止に一致協力していかなければなりません。
日本・日本人が医学・科学・経済など様々な面で「ジャパネスク精神」を大いに発揮し、助け合い、支え合い、新型コロナウィルスの抑止撲滅のための世界のリーダーの1人になることを望みます。
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