4) 共に生きる「ともいき」という目に見えないジャパネスクとは。

われわれの祖先は、人間の側から一方的に自然を見るのではなく、人間も自然の一部であるという観念のもと、自然の大きな回帰循環する時間の価値観の中で、生きるということを「生活の知恵」としてきました。
日本独特な風土に影響されながらも、この知恵と経験を蓄積して発達してきたのが「共に生きる」、「ともいき」という価値観、生活観です。
これは目に見えない「ジャパネスク」であり、日本人の精神的基盤です。祖先が育て、培ってきた日本人の生活のありようです。
そこで、地球上に生きる全ての人々の現代、未来における価値観、生活観として、NPO PTPLは「共に生きる」「ともいき」を人間一人ひとりが健康・食料・水・エネルギー・環境問題に関心を持ち、“自然と共に、人と共に、地域と共に、そして祖先と共に、子孫と共に、結び合い、助け合い、支え合い、譲り合って生きる”というように新しく定義づけました。
そして、いま、NPO PTPLでは、この“ともいき”を啓蒙し、そしてさらに探求していきます。
将来、この「目に見えないジャパネスク」「ともいき」が世界に共通する言語になることでしょう。

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