5) 目に見えないジャパネスク｢ともいき｣と｢ともうみ｣。

われわれの祖先は外国からの文化を受け入れ、全く異質なもの、対立するものを共存させ、調和・和合させて、それぞれの良さを生かし、日本化し、独特の新しい文化を創り上げてきました。
（歴史的に考察しても、和魂漢才・和魂洋才・和魂米才の経過、進捗状況、結果が示すとおりです。）
この創造性、想像力が“共に生み出す”“ともうみ”です。これからの時代、日本人が外国の人々とともに新しい文化を、祖先が先輩がやってきたように創り出すことが大切です。
祖先から受け継がれてきた“ともうみ”の創造性、想像力を大切にし、さらにこの“ともうみ”を高めていくことが必要です。
日本の、日本人の本質とも言える目に見えない「ジャパネスク」“共に生きる”“ともいき”と “共に生み出す”“ともうみ”は、２１世紀、２２世紀に生きる地球人にとっての共通する精神的基盤となる可能性が大であると感じます。
（共に生き、共に生み出す知恵と体験を蓄積して発達してきた日本人の生活のありよう、学問のありようは祖先から現代にまで受け継がれています。）