教育勅語(日本の教育の根本規範としての明治天皇の意思表示の言葉)は大日本帝国憲法発布の翌年、1890年(明治23年)10月30日に発布されました。
教育勅語では『12』の徳目を挙げ、天皇自らが率先して遵守するとともに国民すべてがこれを実践するように諭しました。
1. 親に孝養をつくそう(孝行)
2. 兄弟・姉妹は仲良くしよう(友愛)
3. 夫婦はいつも仲睦まじくしよう(夫婦の和)
4. 友達はお互いに信じあって付き合おう(朋友の信)
5. 自分の言動をつつしもう(謙遜)
6. 広くすべての人に愛の手をさしのべよう(博愛)
7. 勉学に励み職業を身につけよう(修業習学)
8. 知識を養い才能を伸ばそう(知能啓発)
9. 人格の向上に努めよう(徳器成就)
10. 広く世の人々や社会のためになる仕事に励もう(公益世務)
11. 法律や規則を守り社会の秩序に従おう(遵法)
12. 正しい勇気をもって国のため真心を尽くそう(義勇)
上記のように天皇が直接国民に求める道徳の指針として125年も前に発布されました。
この『12』の徳目を読むと、いま、まさに世界中の人々にとって必要な徳目と思われますが、皆さんはどう感じられますか。
教育勅語や修身、道徳というと「戦前回帰」「洗脳教育」のシンボルであるかのように忌み嫌う人も多いのですが・・・・・。
「日本人の心得」というような表題をつけて発表してみてはいかがでしょうか?
企画・制作・運営 : NPO PLANT A TREE PLANT LOVE © 2004-2016 PLANT A TREE, INC.