日本の代表的祭りを集めた「山・鉾・屋台行事」の国連無形文化遺産登録が決まり、18府県33件の祭りで構成されています。
いずれも、地域社会の安泰や災厄防除を願って執り行われる祭礼行事であり、その主役となる「山・鉾・屋台」は、各地域の文化の粋を凝らした華やかな飾りつけを特徴としています。
「山・鉾・屋台」は、木工や金工、漆、染織といった伝統的な工芸技術により何世紀にも渡って維持されてきました。同時にその祭礼で披露される芸能や口承に向け、地域の人々は年間を通じて準備や練習に取り組んでいます。国連科学教育文化機関は、このように「山・鉾・屋台」が各地域で世代を超えた多くの人々の対話と交流を促進し、コミュニティーを結びつける重要な役割を果たしていることなどを評価しました。
18府県33件の祭りの地元では、観光の目玉として地域経済振興発展に期待しています。そして地域の文化を見直し、地域に新たな活力を与えるきっかけにしようとしています。
しかし、問題点も多いとしています。祭りの担い手不足と高額な用具修理費、そして修理を担う技術者の確保です。・・・・。
さて。
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